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◆DDのメヂカラ◆

この大きな眼を通して感じた、いろいろなこと。。  日常生活、台湾、金融、書評など

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病、罪、自首、「ごめん、ありがとう」 

15日付け、日本経済新聞、春秋欄より


朝っぱらから、胸が焼かれるような思いがしました。。


人間の尊厳とは何か、という問いにまで発展する、
一つの恐ろしく心を打つ物語があります。


**********


「65歳の妻を包丁で刺殺して自首した66歳の夫が逮捕された」


冒頭のこの文章を見たら、いたって普通、とはいいたくないですが、
どこにでもありそうなニュースです。

しかし、この裏側に、まさに「言葉を失う」物語が存在していた。


*************


この65歳の妻は、実は執行猶予中でした。

なぜかというと、難病に苦しんでいた40歳の長男の人工呼吸器を止めて、
嘱託殺人罪(本人に殺せと言われて殺した)に問われていたからです。

長男の病は重く、自分で呼吸もできないほど。
その苦しみは、僕たちがいくら想像力を働かせたところで、わからないでしょう。

それでも母親は、息子への愛を一身に背負い、4年近くつきっきりで看病をした。

ある夜、息子は母親に
「死にたい」
と言った。

何度も繰り返し、訴えた。

「死にたい」



そして母親は、息子に、
「一緒に逝こう」
と告げる。




息子はもう全く体が動かないので
文字盤を目で追って

「ごめん、ありがとう」

と母親に答えた。


**************



呼吸器の電源を切ったあと、
母親も後を追ったのですが、

ここを間一髪で救い出したのが、夫でした。


精魂果てて、心中まで図った妻に、
夫はこういいました。

「お前が息子にしてあげたぶん、今度はおれがお前の力になる」


*****************



その夫が、妻を刺殺しました。




なぜ??




なぜなのか



いったい、何があったのか



どれほどの苦しみと悲しみが、この家族を地獄絵図に追い込んだのか



誰にもわからないのかもしれません。
世の中には、こんなに悲しいこともあるんだ、と思いました。

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