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◆DDのメヂカラ◆

この大きな眼を通して感じた、いろいろなこと。。  日常生活、台湾、金融、書評など

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中国企業の直接投資解禁 -台湾 

7月1日の日経新聞より。


「中国企業の直接投資解禁 -台湾 まずパソコン・物流など100分野」



つまり、台湾にある、たとえばパソコンを作ってる株式会社なんかに、中国企業が投資できるようになる、ということです。
もっと簡単に言えば、中国マネーの呼び込み。
今までは中国以外の外資は受け入れていたのが、今回は中国にも開放しました。
ちなみに7月1日から適用です。


これにより・・・

メリット:台湾企業にとって使えるお金が増える。
あたりまえですが。大きなポテンシャルを持つ中国マネーが、台湾の産業にとって起爆剤になる可能性は非常に高いでしょう。

デメリット:台湾市場における中国の影響力が強まる。
出資を受け入れるということはすなわち、資金を提供している側の発言力が高まるということです。
将来的に考えると、中国マネーの流入に歯止めが利かなくなり、結局台湾の市場が中国に事実上のっとられる、なんてことも考えられます。


***************


今回馬政権がこの決断に踏み切ったのには理由があり、それは
台湾の財政がここのところ非常に苦しいことです。

たとえば、中国はここ何年も、10%以上の経済成長率を保ってきて、昨今の金融危機においても8%の成長率は維持しています。(実際この数字は中国にとっては低いんですが)
そして日本は去年はマイナス成長でした。

が。
台湾はもっとひどくて、たとえば09年1~3月の台湾の成長率は、
なんとマイナス10%減です。
この数字は過去最大で、去年5月の政権交代で生まれた馬政権ですら、経済立て直しには失敗しているのが背景です。

そして、党および馬英九本人の当初の意向どおり、中国への市場の開放が、
今回の投資解禁により一段と進んだわけです。


***********


ぼく個人的には、今回の投資解禁には反対です。

理由は、馬英九政権はまだ1年ちょっとしか経過していませんが、それにしては対中接近が度を越しているような印象を受けるからです。

当初の「三通」開放や、それにともなう中国観光客の受け入れ強化など、
目立つイベントには事欠かなかったと思います。

どうせ任期は4年あるんだから、もっとそれらの効果を見極めてから市場を開放するべきだと感じました。


台湾が中華人民共和国にのっとられてしまう危機感は、常にあります。
当の台湾人にとってみれば、もっと現実的に肌で感じているんだと思います。
馬英九政権には、きっちり台湾人の声を聞いたうえで、慎重な判断をしてほしいと思います。
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